NARRATOR ROAD


身体を知る…

2011/08/20

「身体を知るということ」、
それは、表現者に相応しいバランス豊かな、
計算され鍛えられた、身体的能力を持ち合わせているかと言うことです。

肌で経験し、心で経験したことは忘れないのです。

が、しかし、ナレーターを目指す者の中には、
学びの場で実体験しているにも関わらず、受動型スタンスの為、
いま、この刻、この一瞬をキャッチ出来ずに負のスパイラルに陥る。

では、それは何故なのか。
いくつかの要因があります。
一例としては、下記の内容に注視すべきと考えます。

・ 耳は育っているか。
「ダメ出しを聴きわけられる耳」
・ 音感は優れているのか。
「リズミカルなナレーション表現」
・ 舌の位置は適正であるか。
「基礎的で模範となる正しい発音」
・ 声量はあるのか、声域は広いのか。
「存在感ある声の主張と世界観ある表現」
・ 口、鼻、耳の抜けは正常であるか。
「息遣い、息継ぎが浅くも深くもなる表現が可能」
・ 感情開放、表現し得るする心を持っているか。
「感情移入がしやすくなり聡明で大らかな表現となる」

などが、日頃のワークショップで見受けられる事例、
そして、表現不足の根幹に通じる体力的問題点と言えます。

とは言っても、第三者の方々が目に留めると、
当然至極のことと思うでしょうが、意外にも実はそうではない。
意外や意外、理解している人はほとんど無に等しいと言える。

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要因と連動し、表現力と世界観を築くのが下記3ヶ条です。
知識 = 感覚に慢心することのない基本と基礎を身につける。
知恵 = フレキシブルな演技力、個の世界観を助長する表現力。
治癒 = ブレて折れそうな時に、メンタルケアー出来る精神力。

一線を目指し、高いステージで活躍したいと思い描くならば、
今一度、立ち止まり身体の全体像に目を向け、問いかけてください。
理想とする表現者に事足りる、身体なのかとね・・・

 

撮影地 奈良市 元興寺

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